墓石の値段の相場
墓石の値段の相場は、墓石の種類と使用量、加工費、施工費によって決まってきます。
墓石の種類は、国産と外国産、墓石の色など石の質によって値段に大きな違いがあります。
同じ産地の同じ名前の墓石でも等級によって値段が変わってきます。
墓石の値段は、地域による差が大きく100万円以下から1000万円以上の値段の墓石まで幅広いようです。
よい墓石とは、「硬度が高く」、「水を吸いにくく」、「石そのものに傷やムラがなくキメが細かい」ことです。
現在、よく使われる墓石は磨くと光沢の出る花崗岩がよいとされています。
よく聞く御影石とは花崗岩の事であり、墓石として最も人気があり、神戸、茨城、山梨、愛知、香川、山口が国内産地として有名です。
墓石の使用量は、増えれば比例して値段は高くなっていきます。
加工費も細かい細工が多ければ値段は高くなります。
施工費はお墓を建てる場所によって異なります。
整備された霊園などより、山の上にポツリとあるお墓の方が施工費が高くなります。
墓石を運搬する距離などで費用は変わってきます。
墓石には文字の彫刻が必要です。墓石に彫刻する文字は、基本は自由ですが、寺社や霊園によって決まりがあることもありますので確認されるとよいでしょう。
よい墓石をよい値段で手に入れる
よい墓石をよい値段で手に入れるためには、よい石材店を選ぶことです。
石材店の中には墓石の値段や工事費を不当請求するところもあるようです。
注意しましょう。
よい石材店とは、親切な対応をしてくれる、墓石が展示してあり品質や産地の表示がされている、見積もり書や完成予想図を作成してくれるはずです。
2~3社から相見積もりを取ってみて応対の仕方を判断してもよいでしょう。
信頼できる石材店を選ぶ目安として「お墓ディレクター」の資格を販売員が持っているかどうか確認してみるとよいでしょう。
「お墓ディレクター」とは、墓石や供養に関する専門的な知識を消費者に正しく伝え、適切なアドバイスができる墓石販売業に携わる人に与える資格です。
墓石を購入しただけでは、お墓は手に入りません。墓地を購入するには、使用料、墓石の費用、管理費が必要です。
使用料は永代使用料といわれ区画の大きさで料金が変わってきます。管理費は墓地の維持、管理に必要な費用です。