ラクトアイスは体に悪いのか?市販のアイスで最も安全なアイスクリームは何か?

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ラクトアイスは体に悪いのか?市販のアイスで最も安全なアイスクリームは何か?

アイスクリームを選ぶときにどんな種類があるのか気になりますよね。
アイスクリームの分類については、商品名や成分表記によって異なることがあります。
アイスの種類の1つであるラクトアイスは体に悪いのではないのか?と言うウワサもあります。

そこで、ラクトアイスは本当に体に悪いのか?アイスにはどんな種類があるのか?また、市販のアイスで最も安全なアイスクリームは何か?を調べてみました。

ラクトアイスは本当に体に悪いのか?

アイスクリームの中でも、ラクトアイスが体に悪いかどうか気になるところですが、
簡単に結論から言いますと、ラクトアイス自体が体に悪いわけではありません。

ただし、ラクトアイスを摂り過ぎると植物性油脂に含まれるトランス脂肪酸が問題となり、ガンや脳卒中、動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。

また、なめらかな食感を出すためには乳化剤や安定剤が多く使われていますが、これも摂りすぎると健康に悪影響を与えることがあります。

従って、ラクトアイスを過度に摂取することは控えた方が良いでしょう。

ラクトアイスは食べ過ぎると太るかも?

ラクトアイスはアイスクリームの中で最も高カロリーです。

これはラクトアイスが乳脂肪が少ないために植物性油脂が追加され、他の種類のアイスよりも高カロリーになっているからです。

ダイエット中や糖質に注意する方は、アイスを選ぶ際にはラクトアイス以外の種類を優先することが勧められます。

ラクトアイスとはどんなアイス?

アイスの種類は、乳固形分と乳脂肪分の量によって分類さています。
ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上が含まれ、乳脂肪分の規定はありません。
乳脂肪分の規定がないラクトアイスは通常、牛乳ではなく植物性油脂を使用しています。ラクトアイスのラクトの語源はラテン語の「lac(lacto)」から派生した言葉で、「乳」を意味します。

ラクトアイスの特徴

乳脂肪分を使用せず植物性油脂を使用しているため、他のアイスよりも価格が安価で手頃で経済的です。

また、乳固形分と乳脂肪分以外の成分を入れてアイスを製造することが可能なので、様々なジャンルの商品が多く作られ豊富な種類があります。

アイスにはどんな種類があるのか?

ラクトアイス以外にもアイスクリーム、アイスミルク、氷菓などがあり、それぞれ乳固形分や乳脂肪分の割合が異なります。

アイスクリーム

アイスクリームは乳固形分が15.0%以上、乳脂肪分が8.0%以上のものが「アイスクリーム」と呼ばれます。
これは他のアイスに比べて高い数値で、生乳の含有率が高まります。
その結果、濃厚なミルクの風味が広がり、栄養価も豊富なのが特徴です。
なお、アイスクリームには植物性油脂の添加が許されていません。

ミルクアイス

ミルクアイスは乳固形分が10.0%以上、乳脂肪分が3.0%以上のものが「アイスミルク」と呼ばれます。
ミルクアイスは牛乳と同等の乳成分を持っており、ラクトアイスよりもミルク感があり、アイスクリームよりもさっぱりとした口当たりがあります。
アイスミルクには植物性油脂を添加することができ、使用されることもありますが、その割合はラクトアイスよりも少ないようです。

氷菓

氷菓は乳固形分が3.0%未満で、ミルク感がほとんど感じられないものは「氷菓」と呼ばれます。
氷菓はアイスの中でも乳成分が控えめで、かき氷のカップアイスや果汁を凍らせたアイスキャンディーなどが該当します。
その特徴は氷に近く、ミルクの風味がほとんどありません。

市販のアイスで最も安全なアイスクリームは何か?

アイスの中で栄養成分的に害の少ないものは、アイスクリームと氷菓です。

アイスクリームは規約により乳脂肪以外の脂肪の添加が禁止されており、余計な成分が含まれていません。

氷菓は果汁を凍らせただけのもので、体に対する害も少ないです。

健康を気にする方は、アイスの表示を確認し、成分などを注意深くチェックすると良いでしょう。

まとめ

ラクトアイスは摂りすぎると植物性油脂に含まれるトランス脂肪酸が問題となり、体に悪い影響を与える可能性があります。

また、ラクトアイスのカロリーが高く、ダイエット中や糖質に気を付けている方は他のアイスを選ぶことが勧められています。

食べすぎには注意が必要で、1日の摂取目安は約1個程度とされています。

栄養成分的には、アイスクリームと氷菓が比較的食べても害が少ないとされています。

アイスの選び方や注意点を把握し、個々の好みや健康に合ったアイスを選んで食べることが重要です。

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