塗料の種類

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塗料の種類と特徴

水性塗料は、アクリル樹脂などを水で乳化したもので、水分が蒸発すると残った合成樹脂が丈夫な塗膜となり、固まった後は水に溶けることはありません。

水で薄めて塗装ができ、刷毛の手入れも簡単です。

油性塗料は、主に屋外用の塗料として使用されます。溶剤にはペイント用のうすめ液を使用します。

耐候性に優れていますが乾燥には時間がかかります。

ラッカー塗料は、塗膜が固くベタつかないのが特徴です。乾燥時間が速いので刷毛塗りをするときは手早くすることがコツです。

ニス塗料は、家具や木工など木部用の透明塗料のことで水性、油性、ウレタンなどの種類があります。

スプレー塗料には、ラッカー系、油性系、水系、エナメル系、ウレタン系などの種類があります。

塗料の種類と用途

水性塗料の種類には、水性サビ止め塗料、羽目板用塗料、水性ニス、水性エナメル、モルタル用塗料などがあり、用途は鉄部分の下塗り用や家具やフローリングなどの木部用、モルタル壁などに用いられます。

油性塗料の種類には、外部用油性塗料、錆止め塗料、トタン用塗料、木部床用塗料、油性ワニス、オイルステインなどがあり、用途は鉄製の門扉やシャッター、トタン屋根や雨どいや鉄骨部分、家具や木床などに用いられます。

ラッカーやニスなどの塗料の種類には、クリヤラッカーや速乾ニスなどがあり、家具や木部に用いられます。

塗料を使用するときの注意

水性塗料や油性塗料を使い始める時は、棒などで容器の底まで塗料を十分にかき混ぜます。粘りが強すぎるようなら、うすめ液で薄めましょう。

うすめ液は必ず塗料に合ったものを使いましょう。

水性塗料は水、油性塗料はペイントうすめ液、ラッカー系の塗料にはラッカーうすめ液を使います。

うすめ液は、塗装道具を洗浄するときにも使用します。

塗料の保存方法

缶の塗料の場合は、使用後に缶を一度逆さにして戻します。

水性塗料はふたをしっかりと閉じておけばよいでしょう。

ただし水を加えた場合の使用期間は半年ほどと見たほうがよいでしょう。

油性塗料は、空気に触れると固まるので、ペイントうすめ液を入れて閉じておきましょう。

スプレー塗料の場合は、使ったスプレーをそのままにしておくと、ノズル部分の塗料が固まってしまい塗料の噴射ができなくなります。

使った後に缶を逆さにして缶の中のガスでノズルに残った塗料を吹き飛ばしておくとよいでしょう。

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